春の空模様 ~雲の上編

3月1日、ワークショップの当日運営のため、上京しました。

この日、地上では春一番が吹き荒れ、福岡空港では飛行機の到着が遅れたり整備不良だったりで、結局出発が2時間近く遅れました。

でも、雲の厚い日って、雲の上は大抵素晴らしい景色です。

ようやく飛び立ってから、どんなだろう、と期待に胸を膨らませて窓外の景色に目を凝らす私をあざ笑うように、どこまで上昇しても白い霧の中。さすがに春一番の雲は厚い!大科学実験なみに感動。

と、窓の外の白い空気の上のほうが、な~んとなくうっすら青くなってきたかな~、いや、目の錯覚かな~と思っていたら

ゆっくりと青い空間と白い霧が、本当に微妙な微妙なあわいを作りだしていき、やがて雲の上にでました。

まるで、シベリアの雪の平原を車で走っているような感覚です。何度か飛行機で雲海を見てきましたが、こんなにきれいな、凹凸の無いシルクの白い絨毯のような雲は初めて!

大感動!!!

春一番の雲の上

夕方18時前だったので、白いはずの雲が青みがかっており、窓に反射したフラッシュが光って、あまりいい写真ではありませんが、少しは臨場感が伝わるでしょうか?(スマホ、機内モードにして撮影)

春一番の空の上は、別世界です。